ため池ソーラーとは
水上に浮くフロート架台を使ってため池の上に太陽光パネルを設置し太陽光発電を行います
3つのメリット
- 造成工事が不要
- 発電効率が良い
- 水の悪影響を防ぐ
発電効率が良い
地上の太陽光発電より発電効率がよく多くの収入が得られます。
理由は通常、地上のソーラーの場合日光に照らされるとパネルの温度が上昇して電圧が下がり発電効率も下がります。
しかし、ため池ソーラーは水上にある為、水に冷やされてかつ、水面からの照り返しで発電効率が上がります。
約10〜20%上がるとされています。
造成工事が不要
水上に設置する為、コストの掛かる土木造成工事を殆どする必要がなく建設費用を抑える事が出来ます。
水の悪影響を防ぐ
パネルを水上に設置する為、日射を遮る事になります。
そのため、結果として水の蒸発を抑え水草、藻、青子など
の発生も抑える為、水利組合にもメリットがあります。
どの様に設置されるか
現地調査を行い設置出来る環境か確認し法令関係のチェックを行います。一例として水に浮くフロート架台を地上で繋ぎ太陽光パネルを載せ固定し少しずつ水上を滑らせて決められた位置にボートなどで移動して行きます。
そしてワイヤーとアンカーで要所要所に水底に固定します。
デメリットは?
潜水での施工などがあり、現地調査や法令関係の手続きにより地上のソーラーより工事期間が掛かってしまいます。